《MUMEI》
桑畑 凌一
中一のときは不安だらけだった。
他の学校の奴らばかりで、さすがの俺も友達出来ないんじゃないかと思った。

でも、そんな不安…持つだけ無駄だった。

いくら月日が経ってもコイツらだけは嫌いにならないと思っていた。

あまかった…!

三年に進級した時、このクラスはダメだと思った。
好き放題やりやがって!チクショウ!!

でも…ダメだと思っても、嫌いとは思わなかった。

なぜかはわかんないけど…。

このクラスに居ると落ち着いた…楽しかった!


もう…失くなるこのクラスに…居たいと思う俺は…馬鹿だ。


  桑畑 凌一

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