《MUMEI》

「これで足りるか?」


テンアは氷結を利用して沢山の薪を拾ってきてくれた。


「テンアちゃん、ありがとう。」


『大丈夫なのか。こんなに、魔法使って問題ない。』


「問題ない。」


『そうか。』


「ねぇユージ、ユージの力で火をつけてよ。」


『任せとけ。』


俺は剣を抜いた。


『炎剣。』


剣を薪に近づけ火をつけた。


「ありがとう、ユージ。」

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