《MUMEI》

ある日・・・、いつものようにあのコーヒーを飲んでいたときだった。


「・・・どうしたの?そろそろ収録よ?」



「あ、はい・・・」


───────


「今日はシチューを作りたいと思います!」


「まずはジャガ芋を・・・」


・・・!?


手が・・・動かない・・・。

「カット!途中でとまらないでよー!」

「すいません・・・調子悪いんで帰っていいですか?」

「困るよー、今更ダメ!」

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