《MUMEI》 料理〜麗羅視点〜 私が、栄実を元気づけるために やろうと思いついたこと。 それは、栄実の好きな料理を 作ってあげること。 だって好きな料理を食べたら 幸せな気分になれるでしょ? 私の作った料理で 栄実が少しでも 元気になれたらいいなって思ったの。 それに、お母さんが出て行ってから 1人で暮らしているから 自然と家事全般出来るようになった。 だから料理の腕は 大丈夫なハズ・・・! 「食べたい物かぁ☆ 麗羅は、食べたい物ないの?」 『私の食べたい物じゃ意味ないの。 栄実が食べたい物じゃないと。』 「えっどうして?」 『・・・栄実最近元気ないでしょ? 栄実に元気を出して欲しくて。 そのために、私がしてあげれることは 栄実に好きな料理を 食べさせてあげることしか 思いつかなかったから。』 前へ |次へ |
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