《MUMEI》 =_=真剣な顔の梶野。 ―ぶッ 「なんだよ!何が可笑しいんだよ!?」 「…だってだって…」 ―東郷君の特技が“女殺し”だなんて、 そんなの誰でも知ってるよ!!! 「そりゃそうでしょ、あんなにカッコよくて完璧なんだもん」 「それはそーなんだけど… そーゆうことじゃなくて!!」 「ほかにどういうことがあんの??ププ」 「…も〜… かってにしろ!!」 そういうと梶野は、 プイとそっぽを向いてしまった。 ―梶野もカワイイとこあるんだな… モテモテの東郷君に嫉妬!? 『東郷君と従兄弟』…なんて嘘ついちゃって!! 「梶野も可愛いよ♪」 ちょっと可哀想だったからそう声をかけると、 「…うるせ」 ムスッとした声が返ってきた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |