《MUMEI》

「ぁっ……、はぁあ…、ぁあっ……はっ…」

「ゆうちゃん…、ゆう…と…」









漸く深く一つに…繋がって…、
激しく求めあいだした。

お互い折角浴びたシャワーも意味ねー程汗かいて、

更に裕斗がびっくりする程乱れるモンだから…


俺はすっかり夢中になり、我を忘れて抱きまくった。





「そこ…、そこ…アアッ!
アアッ!イイっ…
あーん…はぁぁぁ…
いっぱいして…」

裕斗は俺の背中をせわしなく探りながら貪欲に抱きついてくる。






俺が腰の動きを止めると、半泣き状態で自ら腰を揺らす。
裕斗は俺の腰に脚を絡ませ
露骨な程に男を求めてくる。






――男に…抱かれ慣れた躰…。






いや、俺だって…
男は初めてでも女は
掃いて棄てる程抱いてきた…。
仕事上では、年齢的にも俺が遥かに上だが

この子…




ベッドの上では対等にセックスしてきやがる…。



……。


「…なあ、騎乗位出来るか?」





俺は首筋を愛撫しながら聞いてみる。




「出来る…、」

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