《MUMEI》

俺はおそらくこの場所で死ぬのであろう学校へと向かっていた。

やはり安原は校門のところにいた。俺はそんな安原に声をかけた。もう誰といれば死ぬのかなんて考えるのも面倒だった。だったらせめて最後の瞬間までいつもの俺というやつを演じてみてやろうと思った。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫