《MUMEI》 思わぬ進展♪「補習って… ほんとに2人だけでやってんの!?」 東郷君が目を丸くする。 「まーな。 羨ましーだろ」 「ば…ッ」 ―何言ってんのッ!! 「うん。 羨ましいね」 そう言って、東郷君が微笑む。 ―まさに、天使の微笑み!!! 「2人きりになれんなら、俺も補習したかった!! …ね?? 相原さん♪」 (にっこり。) ドッキューーーん!!!←(心音) 「ふぇ!!? な…っ、何であたしの名前…」 「だって、 いっつも見てたから」 ―げ!!! 気づかれてた!!? …もうダメだ…嫌われた… 「…ごめんなさいっ!!! あの、あたし…」 あたしの弁解は、 東郷君の嘘のようなひと言に遮られた。 「うん。 ―俺が 相原さんを、ね」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |