《MUMEI》 自分との約束〜栄実視点〜 ・・・・・・・・・・。 何でそんなに私のこと考えてくれるの? 私を元気づけるために そこまで考えてくれるような子じゃ なかったよね・・・。 そんな麗羅だから 側に居ても大丈夫だと思ったのに・・・。 私、最低だよね。 でも、もう繰り返したくないの・・・。 だから優しくなんてしないで。 優しくされたら・・・ 怖いの。 「・・・麗羅変わったね。」 『違うよ・・・。 変わったんじゃない。 栄実たちに出会って 変われたの。』 ・・・・・・・。 私に出会ったことで? 私が・・・麗羅を変えたの? 私が・・・・・・・・? 私は、自分との約束を また破っていることに まだ気がついていなかった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |