《MUMEI》
律子
夜が明けた。夕べ大樹自身が暴れてメチャメチャになったままだった。夢であって欲しいと思った。大樹は窓を大きく開けた。元気良く風が入って来た。テーブルの上には離婚届けと結婚指輪が置いてあった。とりあえず今日は休日だし予定もない。大樹はプラプラする事に決めた。朝方から寝たり起きたりして色々と考えていたら昼になっていた。その時玄関のチャイムが鳴った。どうせセールスだろうとインターホン越しに「はい」と言った。返って来た返事は「奥様に荷物の引き取りを依頼されました」と言う声「わかりました」と開鍵すると大樹は頭を鈍器で殴られたかの様な衝撃を受けた。「律子・・・」

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