《MUMEI》 続・悲しいランチタイム江島が話しだした。 「まぁ…。佐山さんは難しいとこあるからな。岩井さんに可能性がない訳じゃないんだからさ、もう少し待ってみたらどうかな?」 「!江島サン…。そうですかね…。ま、もぅ少し待ってみます!」 愛美は答えた。 「がんばんなよ。」 と江島はがさつに返事をした。 愛美は江島の口からあんな優しい答えが出るとは考えていなかった。 愛美が考えていた以上に江島は優しい人だとわかった。 「はぃッ!」 そして注文した料理がきたので2人で話しながら食べた。2人は、いままでお互いに距離があったけれどこの日を堺に信頼しあえる関係になれそうだった。 愛美はこれからも佐山の事で何か悩んだら江島に相談しようと思った。 少し異色なコンビが今この瞬間に誕生したのだった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |