《MUMEI》 明けぬ夜1そう言ってロックは優しくセリスを抱きしめ、緊張をほぐす。 「セリスと一つになれた…ずっと欲しかったよ」 「私…も…ロックに…うれしいよ」 そのままロックは今までの思いの丈をぶつけるように、セリスを激しく求めた。 そして朝。 セリスはロックの腕の中にいた。初めてのことでまだ頭が整理できていなかった、でもとにかく幸せだと思った。ずっとこう望んでいたのかもしれない。 前へ |次へ |
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