《MUMEI》

直角コーナーで下手なハングオン姿勢をとるものの、突き出した右膝は路面を捕らえるに至らない。

それがオレの技量の限界であり、50cc のバイクすら満足に乗りこなせない自分に無性に腹が立つ…。


マシンはなんとか直角コーナーを立ち上がるが、オレはじれったい感覚に囚われていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫