《MUMEI》

「ただいま〜。」


俺はボロアパートに帰った。


いつもなら、兄貴が先に帰っているのに、今日は帰っていなかった。


「今日残業だっけ…。」



俺は部屋着に着替え、冷蔵庫から刺身を出した。


昨日買った刺身、賞味期限がきれている…。



刺身を食べ終え、俺は風呂に入った。


兄貴
遅いな…。



遅くなるなら、
電話か
メールくれよな…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫