《MUMEI》

俺は風呂から上がり、冷蔵庫から牛乳を出そうとした瞬間。


"ドン!ドン!ドン!ドン!"


「行羽〜、開けろ〜。」


「兄貴?」


鍵忘れたのか…?



俺は扉を開けた。


「おかえり。」


「おぉっ、兄貴?」


兄貴は俺に倒れて来た。


「よっ!行羽〜。」


兄貴の顔は赤くなっており、酒臭かった。


兄貴…
酔ってるな…。


俺は兄貴を、部屋に入れ座った。

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