《MUMEI》 俺は兄貴の手を払った。 「行羽?反抗期か?」 「兄貴!倒産って、これからどうすんだよ!」 「どうするって、行羽と暮らすよ。」 「そんなんじゃねぇ!仕事だよ。」 「仕事?大丈夫、だって行羽が仕事してくれるでしょ?」 俺は兄貴の襟を持ち上げた。 「行羽?」 「何倒産したくらいで、弟に頼っているんだよ!これからのこと、ちゃんと考えろよ!」 すると兄貴の目つきが変わり、俺を睨んだ。 こんな目… 始めて見た…。 前へ |次へ |
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