《MUMEI》 兄貴は自分の頬を引っ張り、夢じゃないことを確かめた。 「なんで…、行羽がいるんだよ…。」 「兄貴、結構良い、暮らししてるじゃん。俺も一緒に暮らしていいか。」 「駄目だ。俺は確か…、行羽…死んだはずだろ…。」 「あぁ死んだ。兄貴に殺された。だから今度は俺が兄貴を殺す。」 俺は兄貴を包丁を突きつけた。 兄貴の体を震えている。 「待て行羽。あれは事故だ。俺は酔っていた。なっ、だから…。」 「殺しといてから、そんなこと言うな!」 俺は兄貴の頭に包丁を刺した。 前へ |次へ |
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