《MUMEI》

「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!!!」

"ビシャー"


兄貴はベッドの上に倒れた。


俺は何度も何度も、兄貴を刺しまくった。




寝室は赤く染まり、俺も赤く染まっていた。



俺は刺すのを止めた。
兄貴の体は酷い形になっていた。


「じゃあな、兄貴。」


俺は寝室を出て、扉の中へ帰って行った。




扉の中----------------


「怨みは、はらせましたか?」


「あぁ。」


「良かったですね。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫