《MUMEI》

彼女は夜中に電話して来て、彼にバレたと言った


しかし、その後も隠れて必死に過食している

私は何となく彼女から遠ざかって行った
数年後、街でバッタリ出会ったが相変わらずボーッとしていて、お腹だけが出ていた

私「元気?」彼女「〇〇ちゃん・・・」私「じゃあね」これが彼女と最後に交わした言葉だった

出来る事なら助けてあげたかった

しかし人それぞれ原因があり結果がある

彼女の闇には触れられない
治ってくれる事を願って、私は去った

今でも思う 私は薄情だったのか?

今だにわからない

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