《MUMEI》
Take3
少しすると暴走族は現れなくなった。

交差点に用のなくなったあたしとひかりはさっさとここを動かないと補導され、帰されてしまう。とりあえず歩き始めた。

きっとウロウロしてるあたし達ははたから見れば完璧に未成年で田舎者だったと思う。そんなあたし達に声がかかったのは奇跡的だった。

「お前ら何やってんの〜?」
「え…っと、ウロウロしてます。」
「暴走族もう南に行ったってよ〜。」
「あっ、まじすか。」

「…お前達連れてってやろうか?」
『えっ?!』

めっちゃ行きたかった。
だけど…不安。
ナンパなんて今まで無かったし、あたしの地元では硬派一筋でナンパされてもほいほい着いて行ったらいけなかったから…。

でもエスティマにも着いて行ったんだし♪
大丈夫でしょ。
てゆうかむしろラッキー?!

あたしとひかりは無防備にも着いて行った。

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