《MUMEI》

聞けばオレがピットで寝てる最中、岡ヤンはサーキットの外にある飲み物の自販機コーナーで、兄貴と喋っていたそうだ。


そこは建物の2階の渡り廊下にあり、ちょうどアクアの屋外プールを一眺できるようになっている。


要は岡ヤンは、兄貴と一緒にそこから屋外プールにいる水着の女の子達を眺めていたらしい…。


バイクに跨ると Cool な岡ヤンも、普段は兄貴に毒されたスケベな兄ちゃんに過ぎなかった。


その時、屋外プールにあるスピーカーから有線放送が聞こえてきた…。

BOφWYの軽快な曲だった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫