《MUMEI》 「おい何する気だよ」 「こいつの腹の中にある鍵を引きずり出すだけだ」 そんな言葉を聞いて刑事が俺を押さえこんだ。 「離せよ、こいつが鍵を持ってるんだ。こいつは始めから死ぬ気だったんだ。だから腹を裂いたって良いだろ。そうしないと安原は助からないんだ」 俺の体はもうほとんどいうことを聞いてくれなかった。あっさりとナイフを奪われてしまった。 前へ |次へ |
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