《MUMEI》 宮殿にて宮殿に着くと、神官がお祈りをはじめていた。 神にむかって祈りを捧げるのは、毎朝の習慣なのだが、今日はいつもと神官の様子が違った。 神官は祈りを終えると亜未達に気付いたのか近付いてきた。 「おはようございます。亜未・海野。そして花音・梅崎。」 「おはようございます!メトロール神官。」 「今日は亜未達に大事な話しがあるのです。」 と神官が言った。 「話しですか?」 「はい。そうです。とても大切な事なのです。 今日私は神に祈りを捧げていましたね?」 「はい…。」 亜未と花音は同時に答えた。「神官は神に使える者です。今日私は神から、あるお告げをいただきました。」 「お告げ…。」 「そうです。能力者が不足しているのはご存じですね。今騒がれているのは、水の能力者だけですが、いずれかは全部の能力者が足りなくなります。だから探さなくてはならないのです!」 「はい。それは聞きました。」 「今、それにあなた方が必要なのです!」 前へ |次へ |
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