《MUMEI》 あたしは 半信半疑だった。 声が聞こえる方は、 病室の扉から…。 いたずらかも しれない…。 でもあたしは、ゆっくりベッドから降りた。 ゆっくり一歩ずつ、扉へ近づいた。 見えないことは 怖い…。 見えていたものが 見えなくなる…。 それは、 見えていた人に とって、 生きる気力を なくすことだと あたしは思う…。 だって あたしは死にたいと 思っているから…。 前へ |次へ |
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