《MUMEI》

「君が魔神さん?死神さんが言ってた通りの人だね。」


また喋ったな
あいつ…。


「あのあたし、あなたに伝えたいことがあるんです。」


「僕に何?」


あたしは頬を
赤く染め、


「あのあたし、あなたのことが好きです!」


「えっ、ありがとう琉音ちゃん。でも僕はもう死んだ身、琉音ちゃんとは結ばれない、ごめんね。」


「えっ…。」


振られた…。
でも言えて良かった。

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