《MUMEI》

ある日、主婦の美和子は夕食の支度をしていた

大根を輪切りにしたら、そこから変なうめき声がした


美和子が恐る恐る見て見ると人の顔だった

美和子がビックリして≪きゃ〜≫と言った

「しーん・・」


≪?≫
≪何だったの?≫
美和子がまた覗いてみる

≪ただの大根だ≫

再び大根を切る美和子

又、うめき声が聞こえた

≪きゃ〜!もう嫌だ!≫

今度はまた違う顔が出て来た

≪何なのよ〜!金太郎飴じゃあるまいし≫

美和子は、その大根を恐る恐る袋に入れると買ったスーパーに持って行った

するとスーパーはパニックになっていた

美和子は驚いた

みんな大根を買った人達の恐怖で、ただならぬ状態になっていた

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