《MUMEI》
隆志視点
「あ――っ、あ――っ…あ――っ…」

「気持ち良さげじゃん…、分かる?こんなとこに指二本も簡単に挿ってるよ?」

「ふうぅ…、も…、辛い…、あ――ん…」




加藤は堪らなそうに頭を振り乱す。




丁寧にほぐしてやった中の感じる場所を小刻みに押し潰したり擦ってやると半泣きですっかり…されるがままになった。




いちいち体重をかけて抑えつけなくても逃げる様子もなく、脚を大きく開いても閉じる気配もない。





クチュ、クチュ、クチュ、クチュ…



「やぁあっ、ハァアン…辛い…触って…、イかせて…」



「はは、自分ですればいーじゃん…、つか、お前のここ押すとダラダラ出っぱなしだよ?」

固い前立腺を押す度に加藤の中心からダラダラと蜜が流れ落ちる。



「…意地悪…はぁ…、もう…」




加藤はきつく眼を瞑った。




目尻から大粒の涙が溢れたが…それは快楽の…生理的な涙だとは一目瞭然な感じで…。




俺は指にガムシロップを追加しながら抽挿を速めてやる。




するとクチュクチュな音が当然更に加速した。




加藤は震える手を恐る恐るといった感じで濡れそぼった中心を握りだす。



「はあぁん…恥ずかしよ――…、イきたい…、んっ、あっ、ふぅぅん…あっ…」




加藤はそこを一端握りだすと、開き直った様子で上下に擦りだした。




――裕斗は綺麗な子って感じだけど、加藤は可愛いタイプだ。





加藤はスカウト組と違い、雑誌のオーディションから勝ち上がったシンデレラボーイってやつ。




決して女顔じゃないがここまで可愛い顔の女は…ましてや男でなんか見たことがない。





柔らかな茶髪が汗や涙、唾液で濡れている。



鬱憤晴らしと性欲処理で、つい悪戯を始めたが…、思っていたよりも可愛い反応をされてちょっとヤバくなってきた…。





クチュクチュクチュクチュクチュ…





「ひああぁ…、出ちゃう、出ちゃう…、テッシュ…、ン――っ!たかしぃ、テッシュ取って!!」



俺は指を引き抜き、テッシュを取ろうとしたが一瞬の判断で止めて…


「あっ!ダメ!出ちゃうよ――!早くッ!!」



俺は加藤の手を掴みそこから外させる。


同時に躊躇いもなく加藤を口に含んだ。

「ぁっ!ンアあッ!」

更に根元を手で追い込みながらジュプジュプと音を起てて攻めた。



「ああ――っ!バカあ!あぁぁぁ………」






加藤の腰が震えたのと同時に、口の中の加藤がビクビクと波打ち…、




俺は自分でもびっくりする位…自然に飲み込んだ。





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