《MUMEI》

「高校を卒業してからも、お前に何でもやった。
手料理に掃除、洗濯。
お前が部屋にいない時には留守番だってしてやってた。
花にブランドものの服やバッグ、宝石、現金すらも。」
手に汗がにじみ、少し滑るが、より一層ハンドルを握る手に力が入る。
「こんなに尽くしてきた俺に、お前は…
ストーカーだと?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫