《MUMEI》

「お前は、訳の分からない奴まで寄越して、俺と別れたがった。
俺に知らせもせずに住所まで変えて。
俺のこれまでの愛を理解して貰えなくて悲しかったよ。」
男はハンドルから手を離し、女のきゃしゃな手をぎゅっと力強く握る。
男は女の顔を見つめ言う。
「でも、これからはずっと一緒だ」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫