《MUMEI》 係員の兄ちゃんは、オレに『ちょっと待っとけ』と告げ、どこかに歩いていった。 オレは言われた通り待つことにした。 待ってる間ツナギの中は高温サウナ状態だった。 全身から汗が吹き出し、頭がボーっとしてきたので、堪らずテントの影に避難する…。 暫くすると別の係員を引き連れて、兄ちゃんが帰ってきた。 どうやらその人は、主催者側の責任者らしき年輩の男性だった。 前へ |次へ |
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