《MUMEI》

死神のラルドは、目をキラキラと輝かせながら、僕を見た。


「なぁ、魔神!これ食って良いか?」


「食べたいんですか?でも右肺はありませんよ。」


「そんなことは、いつものことだろ。」


「そうですね。」


「じゃあ食うぞ!」


「どうぞ、でもあれ、お願いしますよ。」


「あぁ。」


ラルドは、瑞世琉音を食べ始めた。

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