《MUMEI》
*詩*
雫のかけら

窓をつたって流れる雫
どことなく悲しそうに
静かに地へと落ちてゆく
命のように儚くて

落ちた瞬間砕けて
二度と生き返ることもない
誰でも人生は一度きり
二度目の人生は
空でおくる

切なくても
泣いてはいけない
悲しくても
嘆いてはいけない
愛おしいのは誰でも同じ
だからただ願うだけ



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