《MUMEI》

「良かったね〜」
 
 
私は捨て犬を見ているかのような目でオオカミを眺めいた。
 
 
「あ…もう37分!40分になったら遅刻だ!!!」
 
 
私はオオカミを置き 学校まで走った。
 
 
なんとか間に合った…
 
 
顔から出る汗が止まらない 
 
教室に入ると加奈子のグループが私を見て嫌な笑みでヒソヒソ話を始める。
 
 
でも加奈子は一人表情が暗い…
 
 
何かあったのかな…
 
 
 
「あ…」
 
 
 
そういえば今日は一時間目から体育だ…。
 
 
嫌だな…
 
 
石崎先生と顔会わせたくないよ
 
 
しかし石崎先生とは体育の時間は必ず顔を逢わせることになるので保健室で毎回休むなどというバカバカしいことは出来ない。
 
 
私は仕方なく体育の授業を受けることにした。

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