|
《MUMEI》 御堂蓮「ねぇ、もし過去に戻れたらどうする？？」 音無唯からの突然の問いに授業中に居眠りをしていた御堂蓮は不機嫌そうに目を覚ました。 「んだよ！！」 唯は不機嫌そうにしている蓮などお構いなしに話し続けた。 「昨日テレビで未来から来たって人が出てたか…」 「ハッ！！お前そんな事信じてんの、バッカじゃねぇ〜。」 唯は少しムッとなった。 「私だって初めはまたくだらないワイドショーかなんかだろうと思ったよ、だけどテレビで人を殺したって言ったんだよ！！普通そんな事テレビで言う？」 蓮は軽く鼻で笑って言い返した。 「そんなのヤラセに決まってんだろ。」 「そんな感じじゃなかったもん！！」 バンッ！！唯は怒って机をおもいっきり叩いた。 「おい！！そこ五月蝿いぞ！！静かにしろ！！」 担任の牧山に怒られて渋々前に向き直った。そしてしばらくすると再び蓮は深い眠りに入っていった。 前へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |