《MUMEI》
学校へ行こう
『おはよう』

雫を抱えたままキッチンにいる人物に挨拶をする

「おはようございます。
龍様、雫」

こいつは藤丸 涼風(すずか)長女だ
四姉妹の中で一番大人で
非の打ち所がない超人なんだが、俺の事を兄と呼ばない…

まぁいいけどね…

「涼風、朝飯は?」

「はい。出来てますよ」

ウチは母親がいない…
俺が小さい時に事故で亡くなったのだ…

だから涼風が来てくれて
本当に助かっている


俺は雫を下ろして飯を食う

少ししてからこのかと奈美がやって来る

まぁウチの朝は毎日こんな感じだ。

ちなみに俺達五人は本当の兄妹ではない

こいつら四人は本当の姉妹だが…

俺が中学生の時に、親父の親友だったこいつらの両親が亡くなって、親戚も少なく四人も引き取る余裕が無かったため、
ウチの親父がかなり稼いでいるため余裕があるウチが引き取ったのだ。

まぁ最初は色々大変だったけど…今は楽しく暮らせてる。

まぁ今もある意味大変だけど…


「よし!んじゃ行くか」


『行ってきます!』


俺達は学校に向かう

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