《MUMEI》 シスコン兄とツンツン妹俺達は今学校に向かっている… しかし、俺の右腕を奈美、左腕を雫、が組んでいる ちなみにこれは日替わりらしく、このかが組んでいる時もある 涼風は無い… しかし、こうして歩いているとたくさんの人が奇異の眼で見てくる… 結構つらい… それに… こいつらも高校生になったので… そろそろ… その… 身体の発育も… 進んできているわけで… あんまりくっつかれると… 正直恥ずかしくなる… 俺がそんな事を考えていると… 「おはようございます。」 元気な声が聞こえた 「春菜か…おはよう」 こいつは堂本 春菜(どうもと はるな)俺の親友の妹だ 「春菜ちゃんおはよう」 「おはよう春菜」 「うっす…」 「おはようございます春菜さん」 上から 奈美 このか 雫 涼風だ 「なぁ春菜、春樹はどうしたんだ?」 聞いてみた 「あぁ…“あれ”なら今朝私のベットに侵入してきたんで地獄行きです」 「そ…そうか」 恐ろしい娘だ… 「春菜〜そんな冷たいこというなよ〜」 変な男が泣きながら春菜に抱き着く 「気持ち悪いからくっつかないでよ!お兄ちゃん!」 結果…蹴り飛ばされる 哀れな男だ… 恥ずかしながら…この男が俺の小学校時代からの親友堂本 春樹(はるき)だ 春菜の実の兄だ いい奴なんだが…シスコン しかも春菜は春樹が大嫌い ウチとは全然違う この後は春樹がボコボコにされるシーンを見て学校に向かった 前へ |次へ |
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