《MUMEI》
腹が減る時間
「…ホントにこんなんでいいのかねぇ?」

「ホント、教師が授業放棄とは世も末ですね〜」

「…何故お前達がここにいる?」

ここは二年C組…
なのに何故か妹達が集結している

ちなみに会話しているのはこのかと春菜だ

「だって先生いないから自習で暇だから」

「暇なんですよ」

確かにそうだけど…
お前達堂々と居すぎだろ…
まぁクラスの男共は喜んでいるが…

ちなみに奈美と雫は、奈美が俺の後ろに隠れていて、雫が俺の膝の上に座っている

俺の席は一番後ろの窓際のため、人見知りの奈美が隠れるにはちょうどいい

ちなみに春樹は、春菜に抱き着こうとして重傷を負い諦めて奈美に抱き着こうとして俺に止めを刺された。
故に保健室にいる

「おにぃ…暇?」

雫が尋ねてくる

「まぁ…暇だな…」

「じゃあ…ボクで遊ぶ?」
何を言っとるんだ?
こいつは…

「女の子がそんなこと言うんじゃありません」

すかさず涼風が注意する

「そうだぞ」

「う〜おにぃにしか言わないもん」

それも困る

だって…クラス中から殺気が溢れ出るから…

今更だがウチの妹達と春菜は非常に可愛い。

故に俺はかなり羨ましい
ポジションにいるらしい…
今は、授業があれば四限目
そろそろ腹が減る時間

なので俺達は屋上に向かう

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