《MUMEI》
花火
「なぁ。花火しようぜ!」

雅樹は花火セットを私の目の前につきだした。


「え?でもおばあちゃんに言わないと。」



私はドアを見て誰も居ないことを確認してから言った。


「じゃあ言ってこいよ」



雅樹がそう言ったので、私は雅樹を部屋に入れてから、おばあちゃんの部屋に行った。

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