《MUMEI》

名古屋に住んでいた頃…親は離婚
俺は親父の実家、神戸で ばぁちゃんに育ててもらうことになったんだよ

ケンちゃんとは神戸で 出会った


小学四年からはずっとケンちゃんに付き纏って中学時代には隣町まで噂されるぐらいのヤンチャになってたよな

ケンちゃんが高校行かずに親戚の組事務所に出入りするようになってからは気が付いた時には俺が町の、がき大将になってたよ…



「あきらめんなよ!あきらめたら、そこで止まっちまうぞ!最後の最後まで、あがきたおせ!」

小学六年生のケンちゃんが言った言葉 今でもおぼえてるよ

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