|
《MUMEI》 THE昼休みウチの学校は屋上を常時開放している 購買も朝からずっと開いている 何故か？ それはウチの学校の理念が『一度の高校生活を全力で楽しもう』だからだ ウチの校則は“ほぼ自由” 授業をサボってもほとんど怒られない 校内でタバコを吸っていて見つかってもあまり怒られない しかし、人に迷惑をかけるような事をすれば激怒する だから“ほぼ自由”なのだ 俺達はいつも屋上で昼食をとる だが…いつも必ず… 「龍様、あ〜んです。」 涼風がこれをやる… 涼風は食事だけは異様に世話をやきたがる 嬉しいんだが…恥ずかしい なのでいつも断る すると… 「そう…です…か…」 めちゃめちゃ哀しそうな顔をする かなり罪悪感を覚える… だが…周りから三つ程殺気を感じるため受け取るわけにはいかない 涼風には悪いと思いながら自分で食う 「ごちそうさま」 昼食を終えたがする事が ない いつもなら次の授業の準備とかがあるのだが… ちなみに次の授業は体育だ チャイムが鳴って放送が流れる 『次の二年Ｃ組の体育はグラウンドで行います。』 あ、体育やるんだ… 「ほんじゃ着替えますか」 更衣室に向かう 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |