《MUMEI》

招かれざる客は(覚えてろ)と言わんばかりのニラミを効かせて去っていった。

パンチと金髪にとっては不格好な引き下がり方だが、一応こちらが頭を下げた形なので面目は保った筈だ。


兄貴『なんやアイツら…なんでオレらが謝らなアカンのや!?』

兄貴は後になって怒りがこみ上げてきたそうだ。

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