《MUMEI》
*。*飛行機*。*
ついにきました!


25日☆


私は昨日、夏子と新しい洋服とかを買いに行った。


その時、たまたま和哉くんと智希に会って4人でマックで他愛もない話をしていた。


その時にたまたま龍也もマックにいたから本当にびっくり!


龍也を見つけた時は夏子が大爆笑!


楽しすぎたショッピングなってしまった。













「愛梨沙---!!!こっち!!」


私が家をでると龍也はすでに来ていた。


「おはよ〜☆」


「おぅ!!早く行こうぜ!!」


「うん!!」


私と龍也は他愛もない話をしながら学校へ向かった。


「愛梨沙〜〜〜〜〜!!!!」


正門の近くまでくると、私のことを呼ぶ声が…………。


「夏子〜!!!!!!」


私と夏子は駆け寄って抱き合った。


「花坂と愛梨沙チャン遅い!俺たちは10分前には来たのに!」

智希は私と龍也を交互に見ながら言った。


「まぁ、いいじゃねぇか!遅刻じゃねぇんだし!なっ♪」


そう言って和哉くんは私と龍也をフォローしてくれた♪


それだけでも凄く嬉しかったんだ。













その後、私たちはバスに乗って空港に向かった。


飛行機に乗った私たちははしゃぎまくっていた。


でも龍也は乗ったことがあるらしく、あまりはしゃいでいなかった。



「私と愛梨沙は隣ね☆」


「うん!!」


「男子たちはそっち!」


夏子は私たちが座った席と反対側を指差して言った。


男子は夏子に文句が言えなかったらしく、しぶしぶ言われた席に座っていた。













乗ってから1時間……


私と和哉くん以外は静かに寝息をたてて寝てしまった。


「皆、寝ちゃったね」


「だなぁ〜」


起きてるのが私と和哉くんだけだと思うとなんだか嬉しい…。


「愛梨沙」


「んっ??何??」


「その服…昨日買ってたヤツだよね?」


和哉くんは私が着ている服を見ながらそう言った。


「あ!気づいた?」


「うん。可愛いね☆」


………………えっ!?


和哉くんは真っ赤になる私には気づかずに寝てしまった。


その時の、私の心臓は大変なことに…………。


ドキドキがとまらない!



私は皆と同じように気持ちよく眠ることは出来なかった。

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