《MUMEI》
提案
マリモは可愛くプレゼント交換、ワタルはキャンプ、私は遊園地、レイジだけは違った


その案に、みんな≪エーッ?!≫一瞬引いた


≪何だって?!≫
≪だからぁ〜! TATOOを入れるんだよっ☆≫


レイジ以外の3人は目を合わせた


私とマリモは卒業したら各々、専門学校に行く事になっていた


ワタルは大学も決まっていた


でもレイジは何も決まっていなかった


≪フリーターか下手すりゃニートだ≫


≪だからそんな突拍子もない事が言えるんだって≫


私達にはレイジのハードルは高かった


それから暫く、その話題は保留になっていた

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