《MUMEI》
島へ
地獄だった。

私は島で暮らした日々を、雅樹と過ごした日々を支えに生きてきた。


きっとまた会える。そう思うようにしてた。


どんなにイタズラされても我慢した。

日に日にイタズラがエスカレートしていって・・・



辛かった。


こんなこと誰にも相談出来なかった。


だから私は島へ帰る為に、一人でも生活して行けるように、バイトしてお金を貯めた。


もう少しで島へ帰れる。

いつも自分にそう言い聞かせて暮らした。

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