《MUMEI》

『ぷっ!‥普通に反応遅いし(笑)』






「‥笑い事じゃないですよぉっ!!バレたらどうするんですかっ!?」






桐島は必死に答えた






『だから、それは桐島が黙ってればなんも問題なくない?』




そう、桐島が黙ってりゃ全然問題ない




俺は別に家に誰がいようと大丈夫なタチだし






「‥‥‥でも、本当にいいんですか?‥‥‥‥迷惑じゃありませんか?‥‥‥」







申し訳なさそうにする桐島に気を使わせないために俺は笑顔で答えた





『全然っ。俺は余裕!‥‥あ!そうだ♪桐島確か料理できるよな?』



前に学校で料理の話をしたことを思い出した俺は桐島に尋ねた





「はい!できます。」




『じゃあ桐島、料理やってくれ。俺も手伝うから♪』





そう言うと俺は車を走らせた






今日はもう遅いし、明日は土曜日だから、今日はとりあえずうちに泊まって明日桐島の家に荷物を取りに行くことになったのだ

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