《MUMEI》 校長先生の告白「え〜どうも、はじめまして、榊 月野(さかき つきの)です。よろしくね〜」 『…………………………』 皆絶句している… そりゃそうだ… 女の校長だった… 校長が女なのは問題無い… ただ… どう見ても二十代ぐらいにしか見えないからだ オマケに何故かメイド服だったからだ… しかも、何故かミニスカでネコミミまで着いていた… 「あれ〜拍手とか無いの?まぁいいけど〜とりあえず自己紹介やっちゃうよ〜」 なんか一人で喋ってるよ? 「榊 月野、21歳性別女 です。」 21歳?21歳で校長とかやっていいの? 《コメディーだから仕方ない》 えっ?この声どこから聞こえてるの? 《貴方の心です。私はいつでもあなたの事を見ています》 えっ?迷惑なんですけど… 《まぁ寝る10分前は見ていませんから…》 ウソつけっ!! 絶対見てるだろ!!! 《…校長の自己紹介を聞きなさい》 「え〜好きな食べ物はタラコとバナナ、嫌いな食べ物は、ピーマンです。」 ピーマン嫌いって子供かよ 「好きな人は〜…キャーどうしようかなぁ言っちゃおうかな〜?でも恥ずかしいな〜聞きたい人?」 誰も興味ね〜よ 全員手を挙げる ………なんで? 「う〜ん恥ずかしいけど皆がそんなに聞きたいんなら言っちゃいます。」 「私の好きな人は〜年下なんだけどね、皆知ってるかなぁ?私の好きな人は…………………………………」 早く言えよ!! 「二年C組藤丸 龍君です」 「……………………ハ?」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |