《MUMEI》 「いいえ、結構です。」 「何だと!」 「霊だと魂だけの売買ですからね、僕もあまり時間が無いもので…。」 「そうか。」 ラルドは、肉を食べ終え、細い骨を爪楊枝、代わりに使っている。 「今回は何魂ですか?」 「安くしといてやる。5魂だ。」 「5魂?」 僕はあまりの少なさに驚いた。 いつもなら、ラルドは50魂以上を要求するのに…。 前へ |次へ |
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