《MUMEI》 友達私は安部愛理だから青木さんの後ろだった。 はじめての授業バリ緊張した… カシャン―… 何か落ちる小さな音がした… 青木さんだ… シャーペンだったみたいだけど私から見ても何処に落ちたかわからなかった… チャイムが鳴り授業がおわった… 次は移動教室! 「愛理さき行ってて!」 花梨は彼氏の教室に行った… いいなぁ私も早く彼氏ほしー! 気が付いたら私と青木さんだけになってた… がさがさ何か探してる… 「どうしたの?」 「えっ…」 「シャーペン?」 「う…うん」 なんだいい子そうじゃん! 「私もさがすよ!」 「ありがとう!」 私達はあと7分の休み時間にシャーペンを見つけることに必死だった… 「あっこれ…?」 私は水色のシャーペンを青木さんに見せた… 「それ…!」 いつの間にか二人で笑ってた。 「私安部愛理!愛理てっ言って!」 「あはっ青木晴美!はるって言われてる!」 私は高校初の友達ができた…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |