《MUMEI》
+。。好きな人は??。。+
「梓……昨日はごめん」


次の日の朝……


私は8組の前で隼人くんに呼び止められイキナリ謝罪された。


まぁ理由は分かる。


昨日のことだ。


「瑞希さぁ〜口がちょっと悪いんだよね……まじごめん」


「気にしてないから(実はとても気にしている)!!だから教室行っていいよ(周りの人の視線が気になる)!!」


「梓…まじごめん…瑞希にはいつか謝らせる」


「あっうん!!(きっと謝らないだろうな…)じゃあね!!」


「じゃあな」


隼人くんは昨日のこと気にしてくれてたんだ。


それだけでも何か嬉しい!


「あ〜ず〜さ〜ちゃん♪」


うわっ!!!!!


私は後ろから抱きつかれて一瞬だけ体を震わせる。


「みっ…美優ちゃん!?」


「おはよー☆今日さぁ暇!?」


暇………


だねぇ。


「暇です!!」


「良かった―!!!!!!今日さぁ皆(カラオケのメンバー)で、遊ぶ予定なんだけど〜何処に行きたい〜????」


え゛――――――!!!!!!


そんなこと聞かれても…。


「どこでもいいよ!!」


「またか!!!!皆その答えだ!仕方ない……私んちで遊ぶか!!」

「美優ちゃんちで!?」


「うん☆健人もOKすると思う!自分んちのが楽だしさ♪」


あ〜


そういえば、健人くんと美優ちゃんは双子だから家族とゆうわけで一緒の家なんだ!


忘れてた!!!!


「そうだね!!美優ちゃんちでいいよ♪」


「決まり―☆じゃあ皆に私んちに集合ってメールするわ!!また後でねぇ♪」


美優ちゃんは満面の笑みで走っていった。





美優ちゃんちかぁ…。


そういえば行ったことない気がする!


舞ちゃんちには一回だけ行ったことある☆


その他は皆でゲーセンとか公園とか…まぁ色々!


家で遊んだことなんてあんまりない!


咲菜ちゃんには私から言っておこう!!


同じクラスだし!













「咲菜ちゃん♪おはよう!!」


「梓ちゃん!!おはよう♪」


咲菜ちゃんは可愛い笑顔で振り向いた。


「あのね―今日皆で遊ぶから皆で美優ちゃんちに集合だって!」


「わかったぁ―☆」


咲菜ちゃん可愛いなぁ〜♪


羨ましい。


そういえば咲菜ちゃんの恋愛話とか聞いたことない気がする!


好きな人とかいないのかなぁ?


「ねぇ咲菜ちゃん!咲菜ちゃんには好きな人いないの??」


私が聞くと咲菜ちゃんは黙りこんだ。


あれ…………????


まずいこと聞いたかな…?


すると………


「好きな人かぁ〜いないなぁ…」

咲菜ちゃんは笑顔で答えてくれた。












咲菜ちゃんの………



本当のことを聞くのは……




もう少し………



後の話。





あの人が私たちに関わり始めてから…………。







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