《MUMEI》 俺、尋問中「で?この人は誰なの?」 今は自宅… 俺は正座中… 目の前には五人の美女… 四人は妹…もう一人は… 「幼なじみの月野姉さんです…」 かなりキレ気味のこのかにそう返す… 「幼なじみ?」 奈美だ。 「俺が中学あがる前にはもう外国行っちまってたんだよ」 「だから私達が知らないんですね」 涼風達が来たのは俺が中学入ってからだったからな… 「でも…何でおにぃの事が好きなの?」 雫が月野姉に尋ねる… 「えっ?だって普通恋人の事は好きでしょ?」 四つの殺気が俺を襲う 「…どういう…事?」 このか…胸倉掴むのはやめてくれ… 「俺に…恋人な…ど…い…いな…い…」 『えっ?』 五人が驚く… 同時にこのかの手の力も緩くなる 「龍ちゃん!どういう事!?」 月野姉が縋り寄ってくる… 「俺は月野姉と付き合った覚えは無い」 “ガーン”という擬音が聞こえてくる… 「そんな〜ちゃんと約束したのに〜」 泣き出した… 「約束って何だよ?」 「…あれは…六年前の事だった…」 なんか語り出した… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |